性別や人物によってツイッターらしい文章があることについての考察
ネットサーフィンをしていると時たま面白いく、それでいて興味深いことにぶちあたったりする。
興味と言えば個人的にブログに力を入れているので最近文章について、そのアンテナが動いたようだ。
遠まわしに彼氏がいるようなニュアンス
例えばこれ
「彼氏持ちみたいなツイートが書けないんだがどうすればいいんだ?」 「主語を無くせばいい」 「主語」 「やってみろ」 「久々に電話した」 「そうだ。」 「明日は会えるかも」 「いいぞ。ゆるふわ顔文字もつけてみろ」 「料理上手くなったって言われた(๑•̀ㅂ•́)و✧」 「その調子だ」
— ひじき〜主語じゃない〜 (@hijikilling) 2015, 10月 23
そこにいないけど、あたかも居るがごとしの書き方をする方法だ。
直接説明して言うのではなく、そのニュアンスを醸し出すだけのツイート!
投げっぱなしなので、読め手が勝手に想像するってわけで想像の人物になる、まるで小説の主人公が言うセリフのようである。
「逃げないように抱きしめて」
「クリスマスは何を着ていこうかな」
ブログを書いているとただ単純な表現になってしまうが、こういう表現は何かに使える気がしたのだ。ただ今すぐ何かに使おうとかそこまで想像が働かないので、これはこれとして参考程度にちょっとメモ書き。
企業のシャープさんも調子に乗って投稿している。
「ビジネスに馴染む文章が書けないんだけどどうすればいい?」 「想像力を落とせばいい」 「想像力を?」 「やってみろ」 「はじめまして。お世話になっております」 「そうだ。それでいい」 「何卒何卒」 「いいぞ。ついでに感情も落としていけ」 「ご指導ご鞭撻賜りたく」 「その調子だ」
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2015, 10月 23
ビジネス用語を並べれば文章が馴染むかと言えばそうはいかない。
いやむしろTwitterじゃ絶対に見ない言葉だ。使われた相手は絶対にギャグとしか感じないからね。こんなものは1対1のやり取りをするメール以外に使い道はない。
しかし、突き放したい相手だったり距離をおきたい相手の場合には、時にこんな言葉を選んで返すのも一つの手。
なんだコイツ急によそよそしいなと相手も感じうすうす自分は嫌われているのかも?と感じるだろう。敬語とビジネス用語は諸刃の剣かも。
最初の火付け役
「Twitterに馴染む文章がなかなか書けないんだけどどうすればいいんだ?」 「語彙力を落とせばいい」 「語彙力を?」 「やってみろ」 「わかる」 「そうだ。それでいい」 「草」 「いいぞ。ついでに知能も落としていけ」 「寿司はご飯の上に魚が乗ってるから神」 「その調子だ」
— やんわり@チームやくたたズ (@yanwalee) 2015, 10月 22
Twitterという世界観は特殊性があるなという視点から、こうすれば馴染むみたいな揶揄している所がTwitterをしている者のあるある感と共感を生んだ作品だ、何か2chのような流れもそこには漂っている。
「JKみたいなツイートが書けないんだがどうすればいいんだ?」 「"い"で終わる言葉を書けばいい」 「○○い…」 「やってみろ」 「ねむい。だるい。やばい」 「そうだ。願望も書いてみろ」 「帰りたい」 「いいぞ。もっとだ」 「痩せたい。彼氏欲しい。諭吉欲しい」 「その調子だ」
— たると (@tarte25252) 2015, 10月 24
これもTwitterではタイムラインに流れてくる。それにしても「○○い」なんてよく気づいたw検索してみるとJKとは限らないが女子が多いことは確かに感じた。他に
可愛く なりたい
小顔に なりたい
盛れる顔に なりたい
優しい
切ない
苦しい
嬉しい
確かに女子がよくつぶやいているw
感情を率直に表すのは女子の特徴、いわば本音が表現される。
国語的に言えば「い形容詞」事物の性質・状態または心情・感情などを表す。
これをブログに活かしたい
上記のツイートに興味は出たのはこの一点「ブログに活かせるんじゃない?」っていうことで探ってみましたが、どうも思いつかないので参考程度に記しておきます。
小説とか書く人は人物設定とかには役だつとはおもいますね、ブログは変な技法を使うと途端に文章がちぐはぐしたり、つながらなかったり、勢いが無くなったり、伝えたいこと言いたいことがわからなくなったりしそうなので、よっぽど文章に精通してないと無理だという感じです。
文章については今後まだまだ自分なりに突き詰めてゆきたいと思います。