やり続けることの向こう側
ランナーズ・ハイ
ランナーズ・ハイはご存じだろうか?
苦しくなって走り続けていると、ある時点から痛みや苦しさを通り越して、快感を覚え気持ちよくなるという。まさに苦しんで走り続けた向こう側に到達した瞬間だ。
ドイツ、ハイデルベルグ大医学部の研究者たちの実験によると体内で生成されるマリファナに似た化学物質によって引き起こされることが判明したそうだ。
ランナーズ・ハイになった人じゃなければその向こう側の世界はわからないが、体験者によると、何とも言えない幸福感。超楽しい。体が軽くなって空を飛んでいけそうという状態だそうですよ。
そんなに気持ちがいいのならば体験してみたい衝動に…それでは何時間走ったらランナーズ・ハイになれるのだろうか?
ある統計によると、ランナーズハイになりやすい条件が20分~40分リラックスして持続して走るとランナーズハイになれるということらしいです。
東京マラソンに30万人以上もの参加申し込みするのも、そんな違う世界を体感している人たちなのかもしれませんね。
ランナーズ・ハイはマラソンだけなのか?
ランナーズハイはスポーツ全般に経験するはずと想像がつきます。
しかし、もっと突き詰めれば、ランナーズハイになる状態は徹夜明けを含め、真剣に何かをやり続けた時に、降りてくる世界じゃないかと思うのです。
まさに、脳内をフル回転させたときの向こう側の世界も同じような快感物質がでて、まったく違う世界が見える状態へ。そうじゃなければ異様な夜明けすぎのハイテンションはどこから来るのでしょうか?
何日も徹夜をしラスボスをやっつけた時の快感物質も
パチンコ依存症のその脳も
ある種のランナーズハイ状態なのかもしれません!
成功とランナーズハイ
この快感物質は何かを極め、あきらめずにやり抜いたときにもあるんじゃないかという想像です。それをまた味わうために更なるチャレンジをする。
悪い方向に進めばパチンコ依存症で身の破滅へ
いい方向に行けば何かを極めての成功と更なるチャレンジへ
毒にもなるし薬にもなる。物質ではないでしょうか…?
まとめ
快感が得られるのであればマラソンをしてランナーズハイになることをちょっと体験してみたいという衝動にかられますが、快感物質エンドルフィンは死ぬ直前にも大量に出て死の苦痛が和らげることを聞くと、ランナーズハイになる状態は体への負担は相当なものだと思われます。
体も脳もほどほどな所で休ませるのがいいでしょう。
食べ物でも飲み物でも偏った食事がカラダを壊すことは医学的に証明されています。
運動も脳もバランスよく使うことが大事それが答えだと思いますね。