成功者の習慣

成功を身につけるのはピラミッドを構築する作業である。

成功したかったら「やり遂げる力を身に付けろ!」

やり抜く力を持つた者が成功する

 人生の成功者は頭が良かったからだろうか?その答えは「頭もよかった」という曖昧さで終始される。

実際、学校での成績と人生の成功はまったく比例しない。

では何が成功させるカギなのだろうか?

 心理学者のアンジェラ・リー・ダックワースさんが提唱するのは「長期的に向けた忍耐力と情熱」が成功者が根っ子にもっている素質だと言っている。

その言葉にその通りだとうなずくばかりだ。

言い換えれば、やり抜く力を持つた者、一つのことに集中する力を持った者こそが成功するということだろう。才能やIQが高くてもすぐに辞めた者は成功しない、その通りである。

たぶん、多くの子供を見ている教育現場で働いている教師こそが実感しているはず。

 

1万時間の法則

 ことわざに「石の上にも3年」聞いたことがあると思います。

何かを成し遂げたいと思うのならば最低3年間は捨てる覚悟でその物事に取り組むべきという意味。

「1万時間の法則」とはプロレベルになるには大体1万時間かかるというもの。

成功する人々の法則という本に1万時間以内で世界的なレベルに達した例を見つけることが出来なかった。まるで脳がそれだけの時間を必要としているかのようだと表現している。

 

やり抜く力を持っている人の特徴

挑戦する気持ちを持っている

わからない問題に対して解決しようと努力する姿勢である。チャレンジ精神にあふれた人は自ら取り組む意欲を持っている。

 

・自分でやり遂げる気持ちが高い

自分の力を信じ、自分の力で解決しようとする姿勢を持っている。また、援助や助けが必要だと判断する能力とスキルも持ち合わせている。

 

・情報を集める能力

多くの本やインターネットを使い情報を集めようとする意欲や姿勢を持っている。わからない問題に対し果敢に人に聞いたり検索したり解決できそうな人に会いに行ったりしている。

 

・チャレンジすること解決することを楽しんでいる

やり抜く力を持っている人は、ちょっと困難なことでもそれを楽しんでいる人。

成功者は嫌々それをやっているのではない、それが楽しくて仕方がない、外から見ていると何時間も勉強や仕事をしているように見えるが、実の本人はただ楽しんでいるだけだったりする。

 

 やり遂げる力を身に付けるには!

1・小さな満足感、達成感で自信を付ける!

 最後までやり通すことは大変なことだけど、最後までやり通したときの とても充実した気分や満足感、達成感これを良く知っている。そういう人は新たにチャレンジする時もその気持ちを知っているのであきらめない粘り強さを持っている。

例えば、部屋の掃除や片付けを最後までやり通したときの満足感、達成感を日々味わっている。自転車に乗る練習も何度も練習するけどうまくいかない、しかし、何度も練習する間に乗れるようになるその時の達成感。小さな成功が自信をつけ次のチャレンジへ意欲を付ける。

 

2・面白さに気づく!

 人は好奇心があるものです、そしてそれが面白いと感じる心がある。それをやる事で「面白さ」を発見できればやり抜きたいと思うはず。

例えばゲームでもラスボスを倒す、最後のエンディングを見た時の充実感。面白くてついつい徹夜でやってしまう。それと同じように勉強も仕事も面白さに気づきさえすれば最後まで投げ出さずにやり通すことができる。

 

3・目標を持つ

 ゴールが見えている、成功した時の状況がわかっているといないとでは、意欲がまったく変わってくるでしょう。意欲が無ければやり遂げることは無理です。頭の中に描いている自分が望む世界を常に描けるか、描き続けられるかかが「やり遂げる力」をそのものになってくるはず。

 

まとめ

 切羽詰まらないとやらないこと多くないですか?自分もそうでした、試験があるから仕方なく、受験があるから仕方なく、仕方なく始める勉強はいずれ投げ出してしまう。

例えば、目標の大学に入ってしまったとたん遊び惚ける。勉強などしない。そこがゴールであり終わりになってしまったから。これだと大学に入ったことで一つのやり遂げたけど次なる就職も、就職しなければという強迫観念で始める。そうして就職を決めるそこがゴールだから。3ヶ月もしないで辞める。

新入社員の3人に1人は3年以内に退職しているのが実態。就職できたことがゴールだから長く続かない。

しかし、人生は長い!

その人生をどう生きたいのか大きな目標があって、それを達成するためには何をしなければならないのか、チャレンジし情報を集め粘り強く取り組み、小さな困難を乗り越えた先に面白さに気づき、それを繰り返している間に大きな成功につながってゆく。

「やり遂げる力」を身に付けたというより。気がついたら「やり遂げていた」というのが成功者じゃないだろうか。

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