成功者の習慣

成功を身につけるのはピラミッドを構築する作業である。

老後の不安をなくすには?

そうだ「老後が不安だ!」

 

いや自分だけでなく誰でも不安で仕方ないはずだ。

主な要因は2つ

「お金と病気」

 

それだけじゃないだろうけど、お金さえあれば大抵なことは解決する。

そして、どうにもならないのがカラダの衰えや病気だ。

 

今まで生きてきてお金も健康にも現実の厳しさを思い知っているからこそ不安になる。

 

消費税増税。国民年金の支払額が上昇。年金支給が60歳から65歳になり70歳にしようかと議論が繰り広げられる。

地域を見れば高齢者ばかり、目立つ空家。閉ざされるスーパーや商店。値上がりするガソリンに電気、水道、ガス。買物に行けば高騰している野菜。そして上がらない給料や年金額。

いずれメンテしなきゃならない老朽化する住宅。10年ぐらいで買え替えがあるとされる大物家電(冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコンなど)

 

日々感じる体力の衰え、目が悪くなり痛みだす膝や腰、なにを取りに来たかすぐに忘れる脳の老化。認知症や糖尿病などの不安もつきまとう。突然襲うかも知れない脳梗塞に心臓病。

 

これを書いているだけで憂鬱になり不安が襲う…。

 

多くの不安の中 それでも人は生きなければならない。

人それぞれの配られたカードで勝負するしかない。

 

いざという時生きてゆけるのか?

 老後の生活や病気やケガで仕事ができない状態をイメージしたり思い浮かべることがあるだろうか?それは年齢的に若い時はあまり考えないだろうが年を取るにつれ意識しイメージし始める人も多いに違いない。

自分の今ある状況は自分が一番よくわかるし、その延長線上に老後のイメージもだいたい想像がつく。配られたカードの交換が容易にできないこともよくわかってくる。

 

現実と向き合う

家計簿をつけているだろうか?

 

つけていない人も多いに違いないが1ヶ月の支出額の合計を知り、1日平均の支出額を知っているだろうか。

それを1日トイレを使うことでトイレットペーパー代、下水道代、掃除洗剤代、電気代など把握できているだろうか?

 

そんな細かいこと考える必要もないのかも知れないが、金銭感覚が狂う要因は1円1円を意識しないことから始まってくる。

 

例えばパチンコして10万勝ち、翌日1万の負け、翌々日3万の負け、1ヶ月後気がつけば給料のほとんどが残っていない。そしてパチンコの負けに比べたらトイレの経費など馬鹿馬鹿しくて計算するわけがない。

勝てば豪華に焼き肉を食べ、負ければカップヌードルを食べる。場当たり的なお金の使い方をしお金も時間も浪費してゆく。

 

金銭感覚の崩壊は老後の崩壊、いや人生の崩壊につながってゆく。

 

貯金の重要性

給料が高くても貯金ができない人もいれば、少ない給料でかなりの金額を貯金する人もいる。

宝くじで1億円当たった人がマンションを買い、高級車を買い、海外旅行や国内旅行をし、頻繁にレストランで外食を繰り返す。とうとう当った1億円が底をつくが今まで繰り返されてきた生活の質を落とせずに借金をし破産する人も多いと聞く。

 

また、高い給料から年金生活になり生活水準を落とせないことから老後破産へつながるケースもある。

 

貯金は一種の生活習慣病と同じで、悪い習慣を続けることによってまったく貯金ができないどころか破綻まで追い詰められてしまう。

 

喫煙習慣、飲酒習慣はパチンコやギャンブルといった習慣を辞め。偏った食事内容や運動習慣は見栄っ張りや他人の目を気にすることなく、まためんどくさがりや趣味や祝い事にお金を惜しまず使うことを辞める。

性格や欲を抑える心を正すのは容易ではない、そして日々の習慣から改善しなければならない。

小さな我慢の積み重ねが貯金という目に見える形となって積み重なってゆく。

 

身の丈のあった暮らし

老後への不安の解消は、身の丈にあった暮らしができるかどうかである。

給料から支出を引いた分がプラスになるように、もらえる年金額から支出を引いた額がプラスにできる生活習慣に切替えられるかである。

タバコや飲酒が急には止められないように、金銭感覚や性格も急には変えられない。

 

こと、この資本主義においては、モノを売ることが重要であり企業も国も景気をよくするためにあの手この手で消費させることを行なう。

 

テレビを見れば、うまそうに飲むビール。肉汁したたる焼き肉。甘くてとろけそうなケーキ。と食欲に訴えてくる。方や生活習慣病予防を呼びかけると言ったアンバランスな側面も持っている。

 

お金についても大量に流されるパチンコや競艇、競馬といったCMも射幸心に配慮しつつも盛大CMを流し、そしてアイフルやアコムといったキャッシングCMが流れ借金への抵抗感を薄れさせる。

金銭感覚が狂った人達の行き着く流れが出来上がっている。

 

ある意味、老後の不安を考えさせない。いや漠然とは考えてはいるがなんとかなるだろうと高をくくっている。

しかし、厳しい現実が待っている。

 それは生活習慣病と同じだからだ、いつか突然命の危機が訪れるようなもので、自分の何となく不安な気持ちを抱きつつも日々をすごし見て見ぬふりをする。いや、自分に都合のいい解釈をして先送りしてゆくことになる。

 

まとめ

老後の不安を取り除くには現実を直視し、悪い習慣を辞めるように金銭感覚を狂わすような支出を止め。バランスのいい食事をするようにバランスの取れたお金の使い方をし、適度な運動がいいように節約や身の丈にあった生活を心がける。

 

人は欲深い生き物だ、軽自動車より見栄えのよい車を100万円が200万円へより快適にする為にグレードアップさせカーナビやETC、バックモニターなど豪華なオプションをつける。ドライブデートや旅行へと夢が広がる。頭の中は車のことでいっぱいでお金は無いけど気になって仕方がない実際ディーラーへ月々4万を5年間で借金して購入してしまう。金利が40万円近く余計に払っている。

 

 車を所有していることの怖さを知らないとどんどん資本主義の洗礼を受けることになる。ガソリンという諸費用もそうだが行動範囲を広げることによる物を買え買え攻撃はすざましい。ストレスも見逃せない、トイレのために寄ったコンビニやパチンコ屋、美味しそうな回転寿司にファーストフードやラーメン店でどんどん浪費する。

 

自動車ローンの4万円は簡単に払えると皮算用した予定が給料では足りずにキャッシングに手をだす。便利な車からの依存度から抜け出せなず、生活の質も落とせない。

 

老後の不安は一向に無くならないどころか、どんどん大きくなって行く…。

 

生活習慣を見直すように、お金について見直さなければいつか破綻がくる。

それが社会であり、持てるモノと持たざるモノの格差がどんどん広がってゆく。老後の不安をより小さくするためにお金の生活習慣病を今から少しでも改善しなければならない。

はじめは苦しいかもしれないが一度身についた金銭感覚(生活習慣)はタガが外れないかぎり心に負担なく続けることができるだろう。

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