貯金したその向こう側の風景
貯金金額がよくわからないクロダアキヒロです。
今回は貯金について書きたいと思います。
20代女子(anan読者)10人に1人1000万円以上の貯金に驚き!
anan読者の8割が貯蓄をしているそう。しかも1000万円以上がなんと13%というから驚き! 皆どのように貯蓄をすすめているのでしょうか。
投資資産1000万円を目標にしている自分にしてみると、何だかうらやましやら悔しいやらといった複雑な気持ちです。
どうやったら貯金が貯まるのか?
これはもう単純な話入ってきたお金よりも使うお金が低かったらささやかながら自然と貯まってゆくそれだけなんですよね。
そして、多く貯めようと思えば収入を増やすか、支出を減らすかまたは両方か、それしかないんです。
収入を増やすのは大変
自分の体験ですが収入を増やすのは結構難しい。人によっては才能や環境で収入なんて簡単に増やせるよっていう人もいるでしょうけど自分は無理ですね。
増やせる才能もないので結局、時間の切り売りをしなきゃならない、そうなるとストレスが溜まる健康的な生活がおくれないのが目に見えている。
そのしわ寄せはストレス解消でパチンコしたりゲームしたり、寝不足や過食などそれに加え精神的に病んだり、体の不調や病気になったり、事故やトラブルなんかも起こしやすくなる。
これはもう長期的には無理な話なんです。
支出を抑える方が楽
簡単な話、支出を抑えればいいんですが資本主義社会において、いい商品やより良いサービスを常に提供しあの手この手で何とかお金を引っ張り出そうと、全力で企業や社会いや政府が襲い掛かってきますからね、個人なんてもうひとたまりもないですよ。
そんな中で支出を抑えようと思ったら結構な決断が迫られるんです。
それができるかどうか、簡単と言えども並大抵なことじゃできないですよ。ただし、これは自分の意思と工夫でなんとかコントロールできることがポイントだと思います。
時間の使い方
時間は24時間しかないですからね、この時間の使い方をどう振り分けるか貯金ができるかどうかの最大のポイントかもしれません。
睡眠時間と食事をとる時間。これはお金で言ったら最低限生きてゆくために必要な支出といった位置付けになると思います。
残りの時間は結局、収入を生んでくれるであろう仕事の時間+それによる拘束時間(通勤やその準備、持ち帰りの仕事や仕事上の行事など)
そして、その他です。
問題はこのその他の時間の使い方。
これは人それぞれですがお金を消費する時間が長ければ長いほど支出が増えてゆくことでしょう。
仕事という名の出費と心の油断
これはあくまで個人的な意見ですが、仕事ほどお金を出費させるきっかけを与えるものはない気がしてなりません。実質働く時間は8時間と決められていますが、拘束時間はそれではすみません昼休みの1時間は仕事ではないにしろ拘束されているのと同じですし、通勤が前後1時間その他の仕事を意識した準備時間それとサビ残を考えれば24時間のうちほぼ丸1日が仕事というものに奪われるようなものです。
それに出費がバカにできません、会社が歩いて5分ならいいですがそうはいきませんよね、車を購入するそれを維持管理する。そこそこ慣れたころにきて転勤させられてアパートへ「車+家賃」働いていたら自炊なんて無理なので外食をする。見ばえのいい服を買う。仕事の付き合いもしなきゃならない。
このご時世給料なんて上がらないですが、仕事の責任やノルマだけは大きくなる。
そんなこんなで休みの日はそんなストレスから抜け出したいがために1日パチンコをするこんな感じじゃないですか?今の中小企業で働いている人は…
まぁこれは一つの例ですが社会って必ず裏表があって、実際は稼いでいるつもりでいることが実は大きな落とし穴だったことに気がつくべきかもしれないですね。
聞いたことないですか「老後破産」
これ他人事じゃないんですよ。
まとめ
貯金をしようと思って貯めている人と、結果的にお金が貯まってしまう人はまったく考え方が違うと思いますね。
貯金を意識している人は心の余裕もあるんだけど、お金を使うという意識もどこかにあると思うのです。例えば、お金が貯めたら車を買おうとか、一戸建ての家を購入しようとか使うことを目標にしていたりする。
お金が貯まってしまう人は、お金を使うという意識がないから無理がない。僕が貯金金額がよくわからないのはそこ。使う意識があまりないからだいたいこんなもんだろうってことはわかるんだけど正確には知る必要もないんです。
また、投資等の資金は貯金ではないので基本的にゼロ感覚でいる。その方が欲が出なくていい暴騰してステーキでも食うかという儲かった意識もなければ、暴落しても精神的に落ち込むこともない。むしろあれですかね、貯金で株を買うチャンスという余裕も出てくる。だから何となく貯金は貯金じゃない感覚にもなっちゃうわけ。
たぶん貯金はその通過点でありその先の風景の方がはるかに大事なのかもしれません。