成功者の習慣

成功を身につけるのはピラミッドを構築する作業である。

「割れ窓理論」と日常の環境について考える。

 毎日21:30分~22:30分にかけて運動をするクロダアキヒロです。

 

 たまたまネットを回遊していると「割れ窓理論」という言葉が目に入ってきた。

環境犯罪学の理論で、建物の窓が割れている状態を放置しておくとゴミや落書きなど荒れた状態から泥棒や犯罪が多発するという理論(要約)

 

そんな割れ窓理論を活用して治安の悪かったニューヨークが劇的に犯罪発生件数が減った事例が載っていた。確かに、効果はあるだろうなと納得。

 

そんな事例はビジネスでも応用されているとのこと、

あのディズニーランドがその理論をで些細な傷や汚れも見逃さず修繕や清掃を心がけることで来客のモラルやマナーが向上させているとのこと、そう言われてみればあの集客数で大きなトラブルはそう記憶にない。

 

企業の業績不振も「割れ窓理論」を利用して業績改善させた例も、

かのクリエイター企業アップル社が業績を大きく低下したその時スティーブ・ジョブズがアップル社に戻った時に1番に取り組んだのが社内の整理整頓、時間の管理だそうでここでも小さなダレた環境を整わすことで業績が回復させたという。

 

それらを読みながら、これってわりと日常でもあるなとそう感じた。

 

日常にある「割れ窓理論」

「生ごみ」

 生ごみを放置していると、小さなコバエが飛んできて、次に大きなハエが飛び交い、ゴキブリが現れ、ネズミが食い散らかし。ウジが湧きサルモネラ菌がうようよ漂い食中毒などの病気になる。夏の生ごみ放置は臭いどころでは済まないまじで死活問題になる。

 

「ノラ猫」

 1匹のノラ猫にかわいそうだと思いエサを与えてしまうとそのまま住みついて離れなくなる。違う猫がどこからともなく現れて2匹、3匹となる。そんな猫たちは去勢などしてないので交尾して子供が生まれてしまう。本来心優しい人なのでその子猫たちにもエサを与えてしまう。そりゃもう猫がどんどん増える。大量のエサ代の負担と、猫のフンや悪臭、ノミやダニで近所からの苦情が来る。

 

 何かを放っておいたり一見良かれと思ってやっていることが、どんどん悪い方向に進んでしまう例は数知れない。考えてみれば恐ろしいことだ。

 

健康に見る「割れ窓理論」

「風邪予防」

 帰ったらうがい、手洗いをしましょうというのも、小さな予防で風邪にならない対策をしている。トイレに行った時も手洗いしましょうも同じように病気予防だ。

病気となった時のいろいろな損失することはよくわかるはず、体調不良による業務への支障、周囲への迷惑、薬や栄養面での出費、時間のロス。

うがい手洗いはとっても大事なことはみな実感していることでしょう。

 

経済的なことで見る「割れ窓理論」

「衝動買い」

 ちょっと冷静に考えてみたらいらなかった物を買ってしまったなどの衝動買い。まずは無駄にしてしまったそのお金、その衝動買いした商品がある事での掃除のしずらさ、そして捨てるにも勿体ないので押し入れに。買い物に要した無駄な時間、片付けや掃除の時のプレッシャー感と言った一つの無駄遣いが見えない損失を生んでいたりする。

 

 時間にみる「割れ窓理論」

「ゲーム、テレビ、ギャンブル」

 ちょっとした息抜きで始めたゲームにハマり1日ゲームをする。ちょっと見始めたテレビが面白くて1日中テレビを見ているそれが習慣化へ。ストレス解消にやりだしたパチンコにハマり毎週パチンコ屋に。

人生は長いようで短いあっという間の年月が経ってしまう。後悔しても取り返しがつかないのが時間だ。夢や目標があったとしてもめんどくさい事には後回しにしたりいつかやろうなんて考えるけど結局やらずに夢や妄想で終わらせてしまう。

 

まとめ

割れ窓理論、小さな問題を放置することはその後に起きるであろう大きな問題に発展するというとらえ方にしてみた。

大きくなってからそれを改善するのはとても大変で小さなうちに処理するのが一番楽なことだということに気がつく。

めんどくさいよ、やるのやだな、明日からやろうって先延ばししたことは更なる、嫌なことやめんどくさいこと、厄介事が増えると思っていい。結局一番楽なのが先延ばしにせず小さなうちに処理することかもしれませんね。

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